予防で守る地域の健康。地域に寄り添う「開業」という選択。

- 東田 哲博 先生
- おおたかの森駅前クリニック内科・外科・脳神経外科
- 経歴
- 2003年横浜市立大学医学部を卒業し、NTT東日本関東病院で臨床研修
- 2005年大学院に進学して医学博士を取得し、その間に米国医師免許も取得
- 2008年渡米してウェイン州立大学とテネシー大学の大学病院で診療に従事
- 2012年帰国して横浜市立大学の大学病院と関連施設で診療に従事
- 2016年流山に移住して流山中央病院で診療に従事
- 2024年おおたかの森駅前クリニックを開院
- 資格
- 医療系資格
日本脳神経外科学会 専門医・指導医/日本脳卒中学会 専門医・指導医/日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医/日本脳卒中の外科学会 技術認定医/臨床研修指導医/医学博士/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/難病指定医/ボトックス処方医/米国医師免許(ECFMG Certificate) - 医師以外の国家資格
行政書士/宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/ファイナンシャルプランニング技能士(日本FP協会認定AFP)/小型船舶操縦士
「治す」から「防ぐ」へ、地域と歩むための開業までの道のり

開業を考えたきっかけ
予防医療の重要性を強く実感し、地域に密着して継続的に関わるため開業を選びました。脳神経外科医として約20年、手術で命を救い症状が改善していく場面にやりがいを感じてきました。一方で、脳梗塞など発症してからでは手術で完全に元に戻せない疾患がある現実も見続けてきました。そこで、生活習慣病の管理を通じて脳卒中を未然に防ぐ「予防」の医療がより重要だと考えるようになり、より地域の方に寄り添っていきたいと考えるようになりました。
エムディーを知ったきっかけ
医師向けサイトで見かけた開業セミナー告知をきっかけに、まずは情報収集目的で参加し、開業準備の全体像やメリット・デメリットなど基礎情報を得ました。その時点としては「すぐ開業を決める」段階ではなく、選択肢と知見を広げるために参加しました。
エムディーを選んだ理由
あえて他社との比較を重ねることはせずに、「ご縁」と担当者への信頼を重視して伴走をお願いすることにしました。セミナー当日は、セミナー後その流れで同日に個別面談の機会をいただきました。代表の伊藤社長、当時の事業部長がこちらの話を丁寧に聞き、わかりやすく具体的に説明してくれたことで大きな信頼感が生まれました。加えて、私の居住エリア(流山おおたかの森周辺)に近い物件を扱っていたことも後押しとなりました。
学びと試行錯誤を重ね、外科の知見を生かした幅広い診療の展開

開業後の感想
地域の方と継続的に関われる充実感が大きく、開業して良かったと感じています。
当初は勤務医と開業医では役割が一変し、診療だけでなく経営・人事・運営など多面的な意思決定が求められることを実感しました。外科手術のスキルがそのまま経営に直結するわけではないので、これまで経験の少なかった領域を学びながら進める大変さがありました。それでも、地域の方の声を直接伺い、疾病予防も含めて継続的に関われる充実感は大きく、今は開業して良かったと思っております。特に初年度は学びと試行錯誤の連続でした。
クリニックの特徴
急性疾患(感冒・胃腸炎など)に幅広く対応しつつ、脳神経外科の知見を活かして頭痛・めまいの相談にも応じ、さらに生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の管理を通じて脳卒中予防に注力しています。外科的経験を背景に軽微な創傷処置にも対応でき、一般内科だけでは拾いにくいニーズを横断的にカバーする体制が強みです。必要に応じて他医療機関と適切に連携する姿勢も大切にしています。
自身の軸となる信念を持ち、早期決断と計画的な開業準備を進める

開業を考えている方へのメッセージ
地域医療や予防など、自分の軸となる信念を明確に持つことが何より重要だと思います。信念があるなら早めに決断して動く価値がありますし、もし開業医としての生き方が合わなければ勤務医に戻る選択肢もあります。迷っている段階でも、はっきりした目的意識があれば必ず前進できます。
開業に向けた準備
「自己学習で土台を作り、専門家の伴走で仕上げる」という二段構えで進めました。長く病院中心の環境で働いてきたため、社会的実務(不動産・人事・法務など)への理解が不足している自覚があり、まずは基礎を学び直し、関連資格も取得しました。そのうえで、エムディーの具体的な助言に沿ってタスクを一つずつ進め、実務へ落とし込みました。
開業準備においてのこだわりや意識的に取り組んだこと
働きやすい職場づくりにこだわり、休憩室やバックヤードなど収益を生まないスペースにも一定の余裕を確保しました。仕事場として自分とスタッフが快適に働ける環境は、サービスの質と継続性に直結すると考えています。集患面では、地域の若い世代にも届くよう、看板などアナログ媒体よりも、Webサイトやオンライン広告といったデジタル媒体による広告に注力しました。限られたリソースの中で、効果的に認知を広げられるよう意識しています。
開業後の経営状況
通年でみて収益はまずまずといった状況です。ただし、現在の来院構成は感染症など季節要因の影響が大きく、日々の患者数が波立ちやすいのが課題です。来院者数が少なく静かな時期は不安が募り、逆に感染症の流行期は来院者数が増えて対応に追われるなど変動が大きいため、今後はエムディーのサポートも得ながら、感染症の動向に過度に左右されない収益の平準化と運営の安定化を図っていきたいと考えています。次の段階は月々の来院患者数のブレを小さくするための取り組みだと捉えています。
- おおたかの森駅前クリニック内科・外科・脳神経外科
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- web : https://ootaka-clinic.com
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